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2011年7月24日 (日)

スタジオジブリ・レイアウト展

昨日は、昼過ぎから熊本県立美術館[本館]で催されているスタジオブリ・レイアウト展へ。
入館が16時45分までだったので、鳥栖から行って間に合うかな?と心配でしたがぎりぎりセーフ。

会場に入ってまず感じるのは、なんといってもその膨大な量のレイアウト画!!圧倒されるとはこのこと。
パンフレットを確認すると、「・・・総数1,300点のレイアウトを宮崎監督の直筆を中心に、九州で初めて公開します。」とのこと。
レイアウト画なので細かな所まで描き込んでいるようなものではないですが、ポイントポイントを適確におさえた描写、めりはりのある陰と光のつけ方、一本一本の力強い線と動き。ためつすがめつ舐めるようにみて、目をみはり圧倒され、そして感動する体験。
一枚一枚みていくと、自然とそのシーンの音楽、セリフなど物語に引き込まれていく心地いい感覚。
そして、画に描き込まれた指示する文字の数々。ここはどれぐらいのスピードで、どちらに動かすのか、ここは残光がほんのりあたっているように、画面はこう動かしたいんだ、というようなかき込み。現場の空気がそのままその一枚の画から伝わってきます。
レイアウトはあらすじをもとに、キャラクター配置や背景、カメラワークなどを一枚の紙に構成したものだが、私には、このスピード感のある一本一本の線や文字が、ひとの想像力を喚起する一枚の画に変わり、物語の「骨格」そのものであると感じられました。
ここには、本質という肉塊をもろてでつかみあげて、ドンと私たちの目の前に提示する生の迫力があるのです。
入館時間ぎりぎりで入ったため、じっくりみる余裕がなく係りの人に追われるようなな状況だったが、展示スペースを出たときには、おなかいっぱいになった満足感と充足感を覚えた。

さて、ジブリ展をみた後は熊本県立美術館[本館]の見学です。私は何回かスケッチに来ていますが、なんど来てもいい建築です。
この建築は建築家 前川國男の設計した名建築(別館の方は、コンバージョンで設計 トーレス&ラペーニャです。興味のある方はこちらもどうぞ)。
福岡の大濠公園にある福岡市立美術館もこの方の設計です。同じレンガタイルの外観なので、ピンとくる方も多いはず。

■エントランス吹抜け。杉板型枠の柱が力強い。

■喫茶スペースへのブリッジと開放感のある大ガラス。

■森のなかにいるかのような居心地

■アプローチ。木の配置が絶妙です。

■高さをおさえて周辺環境にとけこませています。

■建物が緑にかくれています。建築家 安藤忠雄も表参道ヒルズで並木の高さを意識した設計をしてますよね。

スタジオジブリ・レイアウト展は予想を超える迫力でした。
9月4日[日]までなので、私はもう一度じっくり味わいに行こうと思ってます。
夏休みのお子さんを連れて行かれるといい思い出になることでしょう。
開館時間などはこちらで・・・熊本県立美術館
展示だけではなく、このような写真を撮るコーナーもありますよ。

■トトロのやわらかいおなかにねころんでパシリッ☆

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