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2011年8月17日 (水)

ラムネ温泉をご存知?

8月14日は朝からスケッチに。
目的地は大分県直入の長湯温泉
比較的低温で長く浸かっているとポカポカしてくる炭酸泉です(身体に泡がブツブツついてまさしくラムネ!)。
熱い夏にはぴったりです。

ここには、建築に興味のある方には周知のラムネ温泉があります。
設計は藤森照信さんですね。

一見、素人の方がセルフビルド?と思わせるようなかたちの建築をつくられている建築家です。
非常にユーモラスなかたちで、鉄板屋根や塗壁のテクスチャに設計者の意思が強く感じられます。
建築界では常識とされていることを、一つ一つ丹念に見直していくと、このようなかたちになるのかもしれません。

好き嫌いがはっきり分かれる建築だなぁと感じます。
嫌いな方は、ごちゃごちゃしていて少しやりすぎの感があって嫌いと言われる方が多いです。
街の雑貨屋さんっぽい感じといったところでしょうか。
好きな方は、そのこだわりぬいた仕上げと遊び心がいいねと言われます。

どっちにしろ、好きな人嫌いな人がいることはとってもいいことだと思います。
設計に意思のベクトルがしっかりと反映されていなければ好き嫌いが出てきませんからね。

建築設計は設計者単独で完結できる仕事ではありません。
そこには、現場で作業をされる方もいればお施主さんもおられます。
設計者は土地の歴史や風土、風や日照などの微気候、お施主さんの想いなど、さまざまなことを頭と身体で考えて全体性を持った建築をつくろうとします。
しかし、ありとあらゆる要素を咀嚼してアウトプットされる建築は、設計者のキャパシティ以下でもなく又それ以上でもありません。
結局、設計者の内にあるものしか成果として出すことができないのです。

だから、こうしてせっせせっせと暇をみつけては国内外問わずスケッチに行くのですが、周りには旅行したいがためのいいわけ程度にしか見られていないような・・・(半分は当たってる?)


■ラムネ温泉外観スケッチ。屋根の上に生えた木がなんともユーモラスな表情。
夜は、外壁の焼杉と漆喰のストライプが幻想的な表情になりオススメです。

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コメント

こんいちは^^/

ご機嫌いかがですか?

川崎さんからお聞かせいただいた

大分市美術館の「テオ・ヤンセン展」行ってまいりました^^/


・・・素晴らしいの一言につきますね

子どもの頃に還らせてくれるような展覧会でした

ヤンセンさんの遊び心・作品・空間・演出存分に満喫いたしました。


最近読んだ本の一文
「大人が本気で遊べば それが仕事になる」


川崎さんの遊び心が これからどういったカタチで表現されるか楽しみです

投稿: フジミツクン | 2011年8月23日 (火) 13時49分

フジミツクン、お久しぶりです。

僕もテオ・ヤンセンの作品は、ぜひフジミツクンにみてほしいと思っていたので気に入ってもらえて良かったです。

「大人が本気で遊べば それが仕事になる」
ホントそうですね。
“本気で”というところが大事ですね。

僕も自分を“本気”にさせるコト・モノを探りつつ、自分に対してwhy?という問いを発してアンテナをはって日々生活しています。

近くにお寄りの際はぜひ事務所の方に遊びに来てください。
お待ちしてます☆

投稿: 川崎義則 | 2011年8月25日 (木) 12時13分

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