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2015年11月17日 (火)

現場進捗状況②

前回の続きから・・・
根切り工事の最中、現場代理人さん(俗に言う現場監督さん)から連絡が入る。
地盤補強のために打った小口径鋼管の杭頭の高さが
指示したレベルよりも20ミリほど高いとのこと。

ウ~ン・・・、あれだけ地盤補強工事が始まるときに
杭頭レベルには注意を促していたのに・・・と考え込まざるを得ない。
しかし、現場でそうなっているものを、そうなった後に
あれだけ言ったのにとか、あのままジッとすべての鋼管が打ち込まれるまで
見とくべきだったなどと後悔しても、もう遅いのです、ハイ。

さて、どうする?っという、
どう上手く対処するかを問われているのだから。

頭には、このように対処するかなという案を持ちつつ
まずは現場で、自分の目で確認。

どのような作業でも、図面通りに行くことはまずない。
なぜなら、必ず施工誤差と言われるものが現場ではつきものだからです。
小口径鋼管工法の場合、杭頭レベルの誤差は、だいたい0ミリから-30ミリ。
それがプラスで出ている、つまりは高止まり状態なのですから、
せっかく地盤を補強するはずの鋼管が基礎に食い込むようなかたちになって、
基礎がその分だけ断面欠損のようなかたちになっているということ。
これは施工誤差とは呼べない。
これでは、せっかく基礎下を補強するはずの工事が本末転倒になってしまう。

地盤屋さんに現場に足を運んでもらい、実際に見てもらったがやはり高い。
こういう場合、施工した業者にグチグチ言われる方も多い
(特に、昔からやってる土建屋さんの社長さんなどは、いかにも高圧的な態度で
ミスを責めるポーズをとって、どうにかしろと解決を求める方も・・・)。
しかし、結果的にそうなっているものを、どうこういったところで
いかなる生産的な解決にもならない。
現場に嫌な空気がただようだけである。

っということで、あまり簡単に触りたくはないところだが、
設計GLを20ミリほど上げることに
(な~んだ、そんな簡単なことなら早くそうすれば良いのにと
思われるかもしれないが、
すべてのレベルの基準となるところなのでよくよく確認して、
よし、大丈夫だといったところで決断したい部分なのですよ)。

さて、根切りの次は、「地業」と呼ばれる作業に入ります。
建物の基礎下の地盤を固める作業ですね。
昔は、美輪さんが歌うように
「父ちゃんのためなら、エンヤ~コ~ラ!」
とヨイトマケの唄でおなじみ、ドシーン、ドシーン!!と
地を固めていたわけですが、今は砕石を敷いて
ランマーという機械を使って転圧を3回以上繰り返します。

っと、現場は今、このあたりの段階まで来ているわけですが、
これからの作業のポイントを備忘録風に記すと・・・
・防湿シート(厚さ0.1ミリ以上、0.2ミリがベスト)の敷き込み、
破損箇所はないか(あれば補修テープ)、重ね代は150ミリ以上
・捨てコンの厚さは良いか、そのレベルと平滑性は良いか

そして、地業が終わったら、基礎の配筋及びコンクリート打設と
気の抜けぬ工程が続きます
(せっせせっせと指示&確認作業、馬車馬のように働きますw)。

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