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2015年12月21日 (月)

『量のない質はない』

さてさて、しばらくぶりのブログ更新といきましょうか・・・

(毎回このセリフ言っている気がするが、まぁ気のせいでしょうw)

先日、やっとこさ予定しいていた図面が上がりまして、
工務店さんにお渡しできました

(ホントは上棟前に渡す予定でしたが、
あぁでもないこうでもないとやっていたら・・・)。




全三冊で、実施設計図1冊に現場詳細図2冊。

その内訳は・・・

実施設計が、概要書から始まって金物指示図まで
計44枚(すべてA3)。

詳細の方は、Ⅰが屋根詳細から枠廻り詳細まで。

Ⅱが、建具詳細から手摺など、その他詳細まで。

Ⅰ、Ⅱ合わせて計109枚(こちらもすべてA3)。




総計153枚なり

(っと言いたいところですが、今も、ちょっと忘れてたところがあって書いているところでして。
もう、綴じるつもりはありませんが・・・。
本にするって簡単な観音製本でも、意外に時間がかかるんですよね~。
印刷屋さんに頼みたくなる気持ちが分かりますw)。


修行時代、全枠廻りに家具詳細、階段詳細などなど、
せっせせっせと描いては現場に届けていた僕に、
工務店の社長さんが

「川崎さん、お宅のボスが言ってましたよ。
川崎が、えらい細かい所まで書きよるけん」

っと、真面目な目を苦笑いでごまかしながら一言

(九州弁で言うと、こがん細かか所まで描かんでよか!
もぉ~、せからしかぁ~っという気持ちだったのでしょうw)

僕としては、でもそれでも、これが設計の仕事でしょっと言った感じ。

設計は図面描いてなんぼ。

僕から言わせてもらえば、図面を描かない(もしくは描けない?)
設計屋なんて設計とは呼べない。


写真家:森山大道の言葉を借りるなら

『量のない質はない』

(森山とは誰ぞっと言う方はこちらを→Near Equal Moriyama Daido)。




言うなれば、設計というプロセスは、
模型を作っちゃ壊し作っちゃ壊し、
図面を描いちゃ消し描いちゃ消しして行ったり来たりする中で
「これこれ~!」
という自分なりの答えを探し出して行く作業。

そういう意味で言うと、ディテール図面がないということは、
そこの納まりの予習が十分にできていないという証拠なのですぞ
(またまた熱く語りますね~w)。


さて、もうすでに家を建てられた経験がある方。

設計もしくは工務店さんから渡された図面類を、
押入れの奥から出してみてくださいな。

・・・、どれぐらいの図面があります?

指でつまんで持ち上がるぐらい?

それとも両手を使わないといけません?

それ、その量そのものが、あなたの家にかけられた設計屋の
熱量そのものなのですぞ

(まぁまぁ・・・少なかった、親指と人差し指の間が寂しかったと、
そんなに嘆きなさんな。
時すでに遅し、もう事は過ぎてしまったのです。
この話は聞かなかったことにして、
あと何十年かのローンを、
淡々と返して行こうではありませんか)このイ・ジ・ワ・ル オヤジ!!w

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