隅っこはおろそかにできぬ
前回からの続きで、
「鵜木の家」の端部、角の納まりを
あといくつか取り上げます。
まずは、前回紹介した2段鼻隠しの角の納まり。
「鵜木の家」の端部、角の納まりを
あといくつか取り上げます。
まずは、前回紹介した2段鼻隠しの角の納まり。

この時は、まだ仮のつっかい棒がしてありますね。
見事な留め(斜め45度に加工された板の納まり)、
これぞ大工、職人の技ですね!
そして・・・

これは外壁の板張り(タテ)の角の納まりを検討しているスケッチで↑
そんで、こっちが実際の納まり↓

いくつか考えた中から、(ⅰ)に決定。
15ミリ杉板をしゃくって5ミリ目透かし、見付け9ミリに。
これなら雨仕舞いも大丈夫だろう。
見た目も、スッキリとしてなかなかいいでしょ。
最後は・・・

寄せ棟の隅棟のところです。
ここは、差し棟で納めています。
換気のこと考えると、棟換気を取りたいところですが、
ここはアプローチ正面の
見えがかりとしてはとっても大事なポイント。
カワサキさん、そんなところ誰も見ないよ~
って言われたって、
設計屋としては無碍にはできませぬ。
だからといって、
小屋裏換気を犠牲にしたわけではないですよ。
その話は、次回に・・・
見事な留め(斜め45度に加工された板の納まり)、
これぞ大工、職人の技ですね!
そして・・・

これは外壁の板張り(タテ)の角の納まりを検討しているスケッチで↑
そんで、こっちが実際の納まり↓

いくつか考えた中から、(ⅰ)に決定。
15ミリ杉板をしゃくって5ミリ目透かし、見付け9ミリに。
これなら雨仕舞いも大丈夫だろう。
見た目も、スッキリとしてなかなかいいでしょ。
最後は・・・

寄せ棟の隅棟のところです。
ここは、差し棟で納めています。
換気のこと考えると、棟換気を取りたいところですが、
ここはアプローチ正面の
見えがかりとしてはとっても大事なポイント。
カワサキさん、そんなところ誰も見ないよ~
って言われたって、
設計屋としては無碍にはできませぬ。
だからといって、
小屋裏換気を犠牲にしたわけではないですよ。
その話は、次回に・・・
| 固定リンク | 0
« 軒先の話 | トップページ | 水は気まぐれやさん »
「住まい・インテリア」カテゴリの記事
- 紺屋の白袴(2022.01.21)
- 【メディア掲載】小学館 DIME(ダイム) 8月号(2021.07.13)
- いま読んでいる本(2021.02.01)
- スクラップブック(2021.01.22)
- 小屋のメンテ 柿渋を塗る(2021.01.17)
コメント