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2016年4月 6日 (水)

ちょっと構造の話

さて、上棟がすんだら、
まずは、これですよね。

餅まきで~す!
最近は、餅まきするところも少なくなってきたようですが、
「鵜木の家」はびっくりするぐらい多くの方が来られました。
こういう行事もなかなか良いですよね☆

上棟後は金物検査。
建物に外力がかかったときに、
柱がスポッと抜けたりしないように、
金物で部材と部材を緊結するんですね。

そのため、あらかじめ設計者は金物計算をし、
それに見合った金物とその位置を図面で
明示しとかないといけません。

まぁ、言葉で書くと何だか難しそうですが、
設計者としては、ごくごく一般的な業務。

僕の場合は軸組模型をつくって、設計初期の段階から
とことん構造を検討します。
大事な所ですし、プロとして間違いは許されませんからね。
(伏図という、梁の大きさなんかを指示する図面があるんですが、
ある設計の方に会った際、うちのPCソフトは優秀だから、
間取り図入れたら伏図まで自動で描いてくれますよっと、
平然とした顔で一言。僕、心の中でご愁傷様ですの一言w
だから皆さん、こんな方も中にはいらっしゃいますから、
設計者を選ぶときには慎重に)。

それから主に金物の検査になるのですが、
上棟後は中間検査という公的な検査も受けなければなりません
(場所によっては木造住宅規模では受けなくてもいいところもあります)。

しかしこの検査、僕がこんなこというのも何ですが、大いにあま~い!
パッと見て、ちゃんとできてますよねなんて言って、
サインもらったら10分、15分ほどで「では・・・」と、
ささっと帰って行かれる検査官の方もおられるぐらい。
クライアントさんは、これに検査料2万何千円も払っているのに・・・
な~んて、検査される側の我々が思ってしまうぐらいw

その点「鵜木の家」の中間検査は、
かなり真面目に一つ一つ見て行かれました。
ただ・・・
「ここは通し柱ですからホールダウン(金物の種類)は要りませんね」
の一言には、ちょっとなぁ・・・。
確かに規定としては必要ないんですけど、
実際の構造のことを少しでも考えられるなら、
おのずと通し柱の補強金物だって専門家なら分かりますよねぇ。

検査といっても、この程度の検査なのです。
実際には、あまりあてになりません。

ねっ、だから多少の(工事費と比べたら微々たるものです!)
設計監理料払って、第三者的な立場の設計屋さん雇って
きちんとした構造計画してもらった方が安心できるでしょ。
もっと設計事務所にお仕事を!w

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