« 成功するまでトライ! | トップページ | 建築、うどん、アイスクリーム »

2016年6月18日 (土)

何事もやってみなくちゃ

今回も前回の続きで、
「鵜木の家」の玄関サンプルづくり。


「まだやってたの」
っという声が聞こえてきそうですが、
「はい、納得いくまでやります!」
(もちろん、時間が許すまでw)


最後の最後までジタバタするのが、
設計の仕事だと思っているので、
周りにあきれられようが
粘り強くトライ&エラーを繰り返します
(僕の知っている限り、
真面目に設計に取り組んでいる人ほど、
このような作業をしていますね)。


さて、前回のサンプルを
クライアントさんに確認してもらい、
色合いをもう少しだけ強くすることに。


まずは、いつものように
額縁をつくってと
(有口ベニヤを買ってきたりと、
これがけっこう面倒w)



そんで、今度は本番の厚みと同様に
12ミリで塗るため、
ひび割れしにくいように
セメント比を少なくして
砂の割合を増やす
(このことを貧調合と言います)。


水練り後、6時間経過して
表面を荒らしたのがコレ↓

まだ色が濃いですが、
乾燥するごとに
色が淡くなっていきます。


配合比は・・・
・白セメント:1
・山砂:1.8
・色粉 パーフェクチン調合色No.3と12
を半々:セメント比で1.5%
・水:水セメント比50%


ここで、
「色合いを強くするぐらいだったら
もうサンプルは必要ないのでは?」
と思われる方も居られるでしょう。


御もっともな意見。
色粉の量を少し多めにすれば
いいだけですもんね。


ですがですね、
人の思惑通りいかないのが
ものづくりの世界なんです。
実際に、このような手続きを
繰り返していると
そのことが徐々に分かってくる。


こうなるだろうと思っていたけど
試してみたら
こんな風になっちゃった!
ということばかり。
イメージ通りにいくことのほうが
むしろ少ないぐらいです。
だから、本当のことが知りたいなら
やらなくっちゃ分からないのです。


これが2日後↓

上が今回つくったもの。
下のにくらべて
色粉の量が1.5倍で、
砂の量を少し多くしています。
写真じゃ、この微妙な色合いの違いは
分かりませんかね。



話は変わりますが、
昨日は別件の打合せ後、
その足で
予備室の天井の竿縁
柿渋を塗りに現場へ。


保管してあった未開封の柿渋を
持参していたのですが、
開封してみると
劣化していて使用できずorz
DIY店に走らねばならないはめに。

(いい機会だからと
柿渋の保管のことを
メーカーさんに聞いたところ、
常温20度前後で
直射光が当らず
急激な温度変化を
避けてくださいとのことでした)


コレって設計の仕事?
と思われる方も居られるでしょうが、
現場はけっこう雑用仕事があるんです。
それを自分の仕事じゃないと
人頼みにしていては何も学べません
(もちろん雑用とは言っても
設計にとって大事なところです)


天井に代萩ベニヤを
張っているのですが、
けっこう色味がありますよね↓

この2本の白いラインのところに
竿縁がくるのですが、
白木だと色が浮いちゃいます。
そこで、柿渋を3回塗りします。


柿渋は、塗ってから徐々に
色が濃くなってきますから、
少し薄いかなぐらいに
塗るのがポイントですよ。

| |

« 成功するまでトライ! | トップページ | 建築、うどん、アイスクリーム »

住まい・インテリア」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 何事もやってみなくちゃ:

« 成功するまでトライ! | トップページ | 建築、うどん、アイスクリーム »