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2016年6月 1日 (水)

東京 建築見学2日目

昨夜はホテルの中を
ウロウロと探索したり、
SNSに写真UPしたり、
普段は見ないようなTVドラマを
寝ながらボーっと観たりしてたら
寝るのが1時ごろになってしまった。


なんてこった、
な~んかダメなんですよね、
慣れないところは、
気持ちが高ぶってしまって。


そんで、5時には目が覚めちゃって
(普段、朝型というのもあるが)
とりあえずトイレ行って
少しボーっとしてたけど
せっかくだから早めに動き出すかという
いつもの貧乏根性が・・・w


チェックアウトを早々に済ませて
まだ人通りまばらな道を
てくてく歩いて
まず向ったのは・・・


皆さん、一度は目にしたことがあるはず、

中銀カプセルタワービルへ(ホテルから約1.5キロ)。


設計は、言わずと知れた黒川紀章
黒川さんをご存じない人は
少ないと思うが、
あの超美人の奥さん、
若尾文子の旦那、
都知事選に立候補した人、
石原慎太郎が演説してる隣で、
弟・裕次郎の「銀座の恋の物語」を
熱唱して変人扱いされちゃった
あの世界的建築家:黒川さんですよ
(おっと、失敬!


1972年に、とりあえず完成ですから
築44年ですね。
(“とりあえず”とあえて付けたのは、
この建物はカプセル状の空間が
取替可能になっているんですね、
あくまでも計画上では)。
細胞が新陳代謝するように
建物も周囲の環境に合わせて
成長するんだというコンセプトの
メタボリズム建築の代名詞的建物なんです。

しかし、一度も
新陳代謝したことがないまま、
今ではぐるりと汚いネットが
被せられちゃってて、
見るも無残・・・。

いつものようにスクラップ&ビルドですか、
取り壊しの話が出ているような次第。


そりゃ、どんなにきちんとつくった建物だって
メンテし続けなけりゃ、
いつかは崩れてゆくのが自然の摂理。

すぐに決まり文句のように
「老朽化」って言うけど、
その論理は「姨捨山」の理屈と同じ、
お金を稼げなくなったら捨てましょう!ってね。


せっかく日本は世界有数の
最先端の技術と職人さん持ってるんだから
こういうところに活かそうよ。


カッコ良く新陳代謝させられたら、
世界に誇れる事例になること間違いなしだし、
宣伝効果もすごいものがあると思うよ。


話が長くなりそうなので、これぐらいで・・・。
次は中銀→メゾンエルメス(約2キロ)。


グーグルマップ見ながら向っていたら
かなり行き過ぎてしまって30分ぐらいロス。

レンゾ・ピアノ竹中工務店の設計。
レンゾ・ピアノは、関空の設計者
というとピンとくるでしょうか。

かなりみっちりとディテールのところまで
つめてくる建築家の一人。

↓こちらは外壁に設けられた
エルメスのアーカイブコレクションでしょうか。
実施設計・監理では
竹中工務店がかなり入っているでしょうが
さすがスマートに納めますね。

このさりげなさが好印象。

夜の光のもれる感じも
見てみたかった。


さっきのロスを取り戻そうと
シャカリキに歩いている途中、
高架橋下を利用した飲み屋街が。

九州から東京をみると
言わずもがなですが、
あらゆるもののスペースが狭い!
必要は発明の母で
このスペースに
いかに納めようかと工夫する中で
いろいろな技術が生まれるんでしょうかね。


はい、ドーンと日生劇場。
エルメスからは近く、1キロほど。

村野藤吾の設計。
この重量感とボリューム、
力強さとふくよかさをあわせ持つ外観。

足元のディテール眺めてるだけでも
楽し~い♪

ワクワクしながら
歩き回って写真撮ってたら
警備員さんがスッと寄って来て
「何をされてるんですか?」と一言。
見りゃ分かるでしょ、
建築見てるに決まってるでしょうが
っと言いたいのを我慢して・・・w

僕が不審な男に見えますかね~。
まぁ、僕のような建築見学者が多い
日生劇場の警備員さんも
また奴らか、めんどくさっという
感じでしょうが。


日生→元NCRビル(現・日本財団ビル)(約1.5キロ)

吉村順三設計、
2重サッシのダブルスキンで、
その間のスペース利用し
空気のサーキュレーションしてるなど、
奥村昭雄さんがかなり関っているはず。

こちらは、受付で見学の旨を伝えると
快く許可いただけました。

スッキリとして気持ちのいいエントランスロビー。
床や柱の仕上、スキップフロアの感じなど
けっこう手が入ってるようでした。


↓本で何度も見たことがある
業界人は皆知っている
あの有名な宙に浮く階段。

こちらもオリジナルとは
かなり変わってますね
(オリジナルでは、
ピアノが置いてあるところに
水が張ってあった)。

宮脇さん編集の本で、
いかにして、
この浮遊感がつくられているか
解説がしてあったなぁ。

オリジナルでは手摺部分のガラスなし

↓このように背面の壁から
ニョキニョキっと支えが
(背面の壁もオリジナルから
かなり変わってる)。

↓柱も石が貼られてました。
オリジナルでは金色のアルミパネルだったとか。



NCR見学後、
朝食とってなかったのに気づき、
隣のコンビニで菓子パン2個。
スポーツドリンク片手に
次の目的地へ。


何だこの巨大さは!
ノアビル現る!!
(NCRから約1.5キロ)

スケール感がよく分からなります。
カーテンウォールとは真逆、
重厚感と凸凹のテクスチャ、
開口部の暗い感じ、
どこをとっても白井晟一





↓足元も、まぁ細かい!



↓そして、ノアビルの隣の
聖オルバン教会。
アントニン・レーモンド設計
(吉村順三さんのお師匠さんですね)。

今も現役の教会で
内部も自由に入れましたが、
写真は遠慮しました。


ラワンベニヤを40ミリピッチぐらいで
真鍮釘で留めていたり、
レーモンド独特の挟み梁が
ハイサイドライトに照らされ
ほの暗い空間に浮び、
簡素で力強く美しかったです。



さぁ~、とうとう時間切れ
(下調べしてたところの
1/5も回れなかったかな)。
最後はこちら・・・。


井の頭の家

吉村順三 設計、
日高章 増築。


色の感じは「浜田山」に
似てますね。
まるでオリジナルのままか
と思われるほど自然に
手を入れられています。

吉村さんの住宅を見てて思うのは、
やはり庭との調和。


至って基本的なことですが、
俺が俺がで
建物の主張が
強すぎるものが多かったり、
既成のカーポートや物置が
正面にデーンと鎮座ましますと
住宅とチグハグに存在したり。
設計者も住み手も
普通のことが
なかなかできてないこと多々。


↓この住宅は、
「井の頭」の斜め前にありましたが、
植栽の向こうに屋根が浮ぶ感じが
美しいと思いませんか。
何も見て見て~!っと
主張せずとも美しいものは美しいですし
あっ、いい雰囲気ですね~と
目にもとまるもの。
吉村さんの匂いがしますよね、この住宅。



あと一つぐらいまわれるかな?
っと思ったのだが、
飛行機の場合は
無理しない方がいいですね
(現に羽田に向う途中、
人身事故が発生していて
遅れてる路線がありました、
あぁ、あぶないあぶない)。


さてさて、これはおまけのようなものですが、
帰りの飛行機は窓側でラッキー☆

富士山がめっちゃキレイに!
FBで動画も観れます、
ログインが必要かも?)

終わり良ければすべて良し♪
幸せ気分に浸りながら
窓に顔くっつけて
2hの空の旅を満喫しましたとさ、
おしまい☆

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