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2017年5月29日 (月)

北九州へ

北九州に行ってきました。
目的は建築家の中村好文さんの講演会です。
この企画は、たまたまネットで見つけたんですが、
僕の好きな建築家の一人で、
しかも生で見たことも話を聴いたこともない中村さん。
これはぜひ行かねばということで申し込みしました。
場所は北九州イノベーションギャラリー。
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主に家具の話だったのですが、
youtube等で視聴していたとおりの話し上手、
笑いの絶えない1h30でした。
メモ帳をめくってみると…

・高倉健の映画が好きでよく観ていたけど、
このあたりの出身でしたよね。
亡くなる前の1年半前ぐらいだったか、
高倉健が「観ている人の心に届くようなものをつくりたい」と言っていて、
こんなすごい人がまだこんなことを言うのかと感動した。
自分もこういう思いを持ち続けていたい

・大学2年の頃だったと思うけど、
自分は住宅と家具の両方を設計していきたいなと考えた

・自分は子供椅子に惹かれるんです

・その時にカッコイイだけのものではなく、
愛着が湧いて捨てられないようなもの、
直して使い続けられるようなものがいいものだと思う

・デザインはやりすぎると逆にダメになる

・アイデアやヒントは旅先や身の回りの生活の中にみつかる。
スケッチして自分の引出しにしまっておく

・展示品の収納家具にはちゃんと中身を入れる。
こういうところが意外に大事だと思うんです

等々…

それから僕の個人的な印象ですが、
中村さんって僕が今まで思っていたよりも、
デザイナーの要素が多い方なんだなということ。
一見どこにでもありそうな建物をつくる方で、
しかも内側から設計していく人だと思っていたので、
これは意外でした。
(もちろん、建築家とデザイナーとが、
すっきりと分けられるようなものではないし、
そんな分類分けをして何になるものでもないのですが)。

帰りには購入した本に。
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サインしてもらっている時に
「中村さんは建築つくるときの頭と、
家具つくるときの頭はいっしょですか?」と質問。
「そうだねぇ、そんな変わんない感じだね」と中村さん。
なぜこの質問をしたかというと、
奥村昭雄著『樹から生まれる家具』
を読んだばかりだったからなんです。
奥村さんが、家具は建築とかなり違う要素があるので、
建築を考えていて疲れた時に家具を考えると、
散歩に行くように頭が楽になると書かれていたので、
中村さんはどうなのかなっと。

さて、まだ時間も早いので少し探索。
まずはギャラリーの真ん前にある八幡製鉄所高炉跡。
ふっくらとしてどことなくユーモラスなかたちですよね。
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市営本町団地群。
それぞれに個性があり、
なかなかカッコイイですね~。
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久しぶりに村野藤吾の設計、
八幡市民会館にも行ってみるが…
また解体?
雑誌などで知ってはいたが、
その後、どのような話になったのだろう。
仮囲いがしてあり近づけず。
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こちらも村野藤吾、
福岡ひびき信用金庫。
なんかガンダム?のような外観でしょ。
(ダースベイダーの方が似てるかな?)
足回りの処理がまたいいんだなぁ。
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斫り仕上の柱をスリスリしてと
(建築見るときは、目ざわり手ざわり足ざわり)
探索終了で~す☆

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