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2017年8月 1日 (火)

学びの場

今日は朝から朝倉へ
(九州北部豪雨で
被災された方々に対し
心よりお見舞い申し上げます)。
引き渡し1年後の点検をしてきました。

朝の涼しいうちに小屋裏に入らないと、
日中、フライパン化した小屋裏には
とても入れませんからね
Img_2462
一年経って、木が乾燥することで
梁・柱などの構造材もスリムに。
痩せるということは、
新築時パンパンに締めた金物も
手で回せるぐらいに
緩んでいるということ。
再度、金物の役目が
きちんと成せるように締め直します
(当たり前のことですが、
こういうことができない業者さんも
いますからね~、
クライアントの皆さん、
くれぐれもご注意を)。

断熱材の浮きや
ズレを直すこともお忘れなく。
言わずもがな、
雨漏れの跡はないか、
結露した跡はないか確認。

汚水桝も一つ一つふたを開けて、
油汚れの詰まりはないか等、チェック
Img_2463
ぜ~んぶ、プロならやって当たり前のこと。
当たり前のことを当たり前に!

っで、異状ないことに
越したことはないわけですが…。
自然を相手にする建物のこと。
悲しいことに、
なかなかそうなならないわけでして
軒天に黒カビが発生しています
とクライアントさん。
確かに↓
Img_2465
何か所かに黒い点々の
集まりが見えます。

予算の関係上、内部の木部と
軒天の塗料を併用したんです
(予算に余裕がなければ、
軒天は無塗装でいくこともあるので)。

しかし、河川、田んぼが
そばにある地域風土
(日本建築協会・企画の本にて
カビや藻が発生しやすい
環境とのこと)で、
杉板源平はきつかったか
(そりゃ、外部に杉を使うなら
赤身を使わなきゃという声が
聞こえてきそうですが。
予算があるんですよ、予算が!
と僕は腹の中で言い訳を言う)

必要換気量の2.5倍以上の
小屋裏換気を確保してるし、
断熱気密処理も問題なし。
実際上がってみて確かめた
小屋裏環境も良好だった。

でもね、自然はいつも
人の想像を軽々と超え、
およびもつかないつかない
答えを出してくる。
さてどう対処するか。

まずはサンダーで大まかにカビを取り、
その後、木材用カビ取り液で
カビを浮かして拭き取り。
部分的にはきれいになったが、
思わずウ~ンと唸ってしまう
納得いかないところ多々。
Img_2464
やはり防カビ剤の入った塗料で
抑える方法が良さそう。
クライアントさんに了解をとって、
もう少し涼しい季節になってから
クライアント・工務店・設計の三者による
自主施工に相成りました。

まだまだ学ぶべきところ多き
建築の道…

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