外壁を張る
さて、まずは外壁を張る前の下ごしらえです。
仕上げの板は縦張りしようと考えているので胴縁は横に流します。
板を防水シートから少し浮かして仕上げることで壁内に通気を確保。
空気を足元から導き入れて屋根と壁が突き当たるところから抜くため、一定の間隔で胴縁に隙間を設けます。
空気の道ですね。
空気と一緒に虫も入ってくるといけないので入り口と出口には網を設置。
今回は竹小屋で使っていた防虫網(網戸に使うやつね)を再利用していますよ。
使えるものはなるべく再利用するっていうのも、この小屋つくりの試しみの一つなのです。
そんで、これは雨押え↓
DIY店で最も安い杉板、屋根の下地なんかで使う下地材ですね、こいつを仕上げに張るのですが長さが2メートルほど。
そうすると上から下まで一枚では長さがとどきませんよね。
そこで上下の板を継ぐところに、この雨押えをつけて継ぎ目から雨水が入らないように押さえるわけ。
それから上下をそのまま突き付けで継いでしまうと隙間が目立っちゃうので、それを避けるのもあります。
台形の形に加工し
こんな感じで少し水勾配をとります。
雨押えの横のラインが一本通るこの感じ、どこかで見たことあるなぁ~とピンときた方は、なかなか建築を見ていますね~(みなさんどうでしょ、分かりますか?)。
っで、いよいよ仕上げの板を張るわけですが、これがなかなか手ごわかった。
大和張りという昔ながらの張り方なんですが、隣の板同士を数センチずつ重ねながら2段になるように張る方法。
だからまず、下になる板を張った後、その上に2段目を張っていく流れなんですが…。
大和張りは大和張りでも今回は、3種類の幅違いの板をランダムに張るため、1段目の板を張る位置が2段目の板幅によってその都度変わるわけです。
っということは、すべての板の位置に印をつけなければ一段目の板が張れないってことを意味するわけで…
自分で考えておいてこんなこと言うのもなんですが、面倒くさいことこの上ない
でもまぁ、自分がそうしたいと思ったんだからしょうがないですよね~。
やりたいことを曲げるわけにはいかないのでやるしかない。
一枚一枚コツコツと上下の位置もきちんと合わせながら、
はい、大和張りランダム仕上げ、この通り↑
1面張り終えるごとになぜかフゥ~と吐息が
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