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2019年4月

2019年4月25日 (木)

朝食

今朝の朝食はこれ。
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とろけるチーズをのせてトーストした食パンに目玉焼き(半熟)をのせ、マヨネーズをたっぷりとかけてもう一枚の食パンで挟む。
僕はマヨラーではないつもりだが、これにはこれでもかとかけたくなる。
当然、味はマヨネーズの味しかしない。
でもときどきこういうジャンクフードの味をもとめてしまうんだなぁ。
その後、納豆で口直し。

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2019年4月21日 (日)

都城市民会館を見納めに②

都城市民会館をあとにしたのが18時過ぎ。
そのまま夕食の美味いものさがしで牟田町の繁華街、中町の商店街をぶらぶらする。
ホテルに帰ったら思いのほか疲れていたのか、ベッドに横になりダラダラとすごしてしまい風呂に入って歯磨きして0時頃には就寝。

2日目の朝、少し早めに起きていつもの部屋の採寸スケッチ。
昨日と打って変わって晴天の予報だったので早めに出発するぞと、テキパキとスケッチをして身支度を整える。
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携帯ポンプで空気圧を調整後、2日目の活動開始。
まずは再度、市民会館を訪れ本当の最後の見納め。
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建築は壊されるともう二度と見ることができませんからね。

R10で姶良方面へ。
途中、コンビニおにぎりで朝食を手早く済ませ、山道のアップダウンを調子よく走っていたのだが…。
国分市街に入る前の登り坂の後、「下り坂8キロ エンジンブレーキ!」の看板が目に入る。
天気もこの上なく良く、身体もほどよくアップできているタイミングでの長めの下り坂。
風も最高に気持ちいいしと調子に乗って下りでも目一杯漕いでコーナーに入ったのだが、山道によくあるスリップ防止の溝で激しくハンドルを揺すられた後、突然のアスファルトの凹みを避けきれずガツン‼
鈍い衝撃ののちプッシュー、ガタガタガタ・・・・。
僕は何とかハンドルを取られまいとバランスを保ちつつ、重心を後ろに引きながらブレーキをかける。
しまった~、やっちまった~と心の中で独りごちるが時すでに遅し。
山の中でパンクしてしまったのであった。
ただ良かったのは、まだ午前中で明るくしかも快晴だったこと。
これが夕闇迫る山道でのパンクだったら…考えるだけで嫌ですね。

自転車旅ではパンクはつきもの、ちゃんと準備もしてきているし案ずることはない。
作業できるスペースまで移動してタイヤの具合をチェックすると、前輪のリム打ちパンクで済んだようでチューブ交換のみでまた走れそうだ。
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落ち着いて作業できたこともあり20分で復旧完了。
その後は安全第一でスピードは控えめに下る。
それにしても大ケガしなくて良かった良かった。

このルートを選んだのは、やはりこの景色が見たかったから。
ありきたりだけど錦江湾と桜島。
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おおらかさと迫力、この容姿がたまらない。
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そして、ブラタモリも来ていた仙巌園もね。
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こちらは、せっかくだからと中まで入って観光しました。
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この絶景じゃ、逆に景色に見とれてしまって捗らないんじゃないかと思えてしまうほどのお殿様の書斎。

仙巌園には1hほど滞在し、13時半ごろ出発。
昼ご飯は、またまたコンビニおにぎり(味気ないなぁ~、でも時間がないからしょうがないのよ)。
R10でそのまま鹿児島市街に入ったらR3からR328で北上。
鹿児島をのんびり観光した後、電車で帰ろうかなとも思ったが、心の中のリトルホンダならぬリトルカワサキが「そんなんじゃ面白くないよ」とささやき却下。

そして、また始まった山越えルート。
グネグネ道の登りが続く入来峠が思いのほか厳しかった(登りながら、鹿児島中央から輪行すれば良かったかと後悔する瞬間もありました)。
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当初、R328に沿って出水まで出ようと考えていました。
しかし、入来峠を下ったところにあるコンビニで水を補給するついでに、スタッフさんにこの先の道がどんな具合かたずねてみたところ、薄笑いをうかべながら「長い山道が続きます」と一言。
すぐに心折れました(もちろん、リトルカワサキも)。
っということで予定変更、R42で薩摩川内駅に向かうことに。
距離が短くなり心に余裕が生まれたこともあり、のどかな風景も視界に入るようになる。
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薩摩川内駅には16時過ぎに到着。
駅でお土産のお茶を買って16時50分発の「さくら」に乗り込む。
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18時には新鳥栖に到着。
やっぱり便利だなぁ、新幹線。

っで、これは何かというと今回の目的、都城市民会館の躯体片です。
剥落していたものをもらってきました(本当はいけないのかな?)
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この建築の記憶です。

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2019年4月17日 (水)

都城市民会館を見納めに①

以前から保存か解体かで揺れていた旧都城市民会館の取り壊しが決まったとのニュースを見た。
なんでも近いうちに解体工事を開始する予定とのこと。
近場では隣町の久留米市民会館に続き、菊竹建築が消えることになるのか…。
建築やっている人間としては、これは何が何でも本物を目に焼き付けに行かなけりゃいけないでしょ。
建築の最良の教科書は実物なのだ。

出発の日は生憎の曇り空、午後から雨が降り出すとのこと。
7時半ごろに自転車で鳥栖を発つ。
少し寄り道することを勘案して6hぐらいで新八代駅に到着予定。
それまで天気が持ってくれれば…。

R3に沿って南下、久留米、八女市街を通過したところでまずはここに立ち寄る。
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ふーん、さっそく休憩ですか?
それにしてもよりによってこの古い建物の前でねぇ~と大多数の方が思われているでしょうね。
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いやいや違うんです、この建築 八女市立花体育館を見たくて立ち寄ったのです。
近くまで来た時には様子を見に来るんです、そろそろお決まりの老朽化の話が出てきちゃいないかと心配しながら。
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この建築はどうやら菊竹建築らしいのですがあまり知られていません。
僕も最初は菊竹建築と知らないで前を通った時にムムッと感じるものがあって寄ったのですが、調べてみると1967年竣工、菊竹清訓建築設計事務所(菊竹さん39歳)の設計とのことでした。
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これでもかと言わんばかりのボリュームの高低差とアクロバティックな構造(ちなみに構造はこの方抜きには菊竹建築は語れない松井源吾)。
水平線を強調する雨樋を兼ねるW型の変形梁が端部で潔く「断絶」され(磯崎新語録)極限まではね出されています。
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そしてボックス状に固められ、軽く浮かせた階段。
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建築家は洋の東西を問わず、階段には執念深いこだわりをみせます。

雨が気がかりなので一回りしたら早々に退散、先を急ぎます。
それから1h経過した頃、とうとう小雨が降ったり止んだりの天気に。
天気よ、なんとか熊本までもってくれ。

鹿北町に入ってすぐ、凛とした佇まいが目に入る。
先を急いではいても、気になったら立ち寄らずにはいられない。
川原谷天満宮と言うらしい。
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カッコイイですよね、美しいですね。
すごく好きです、この雰囲気。
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もう少し時間があれば近づいて見学したいところですが、今回はこの辺で。

さぁ、とうとう降ってきたぞという頃に熊本市街に入れました。
あぁ、焦った焦った。
ここは無理をせず新八代まで行く予定は変更、熊本から新幹線で輪行するとしよう。

とりあえず篠原一男さんの設計、熊本中央警察署をぐるり一周。
アートポリス作品の中でも露出の多い建物の一つ。
見ての通りかたちが変わっていますからね。
ちなみに篠原一男さんは数学専攻から建築畑に入ってきた方で、谷川さん(詩人 谷川俊太郎さんの父の哲学者 谷川徹三さん、宮沢賢治の研究者としても有名ですよね)の家や練馬の家(画家 野見山暁治さんの自宅兼アトリエ)など、著名人の住宅も数多く手がけられた非常に有名な建築家です。
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12時過ぎに熊本駅に到着。
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昼食は電車の中でパンを食べる。
トランドールのもちもちのチョコボールが好きなんだけど、一口サイズの割には少し高くないかいといつも買うのを躊躇してしまう。
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新幹線はやっぱり早いなぁ。
約1h、13時半には鹿児島中央駅に着。
そこから14時過ぎ発の「きりしま」に乗り換え1hほど、15時半に目的地の西都城駅に着きました。

宮崎は小雨どころじゃなく本降りの雨。
折りたたみ傘をさして輪行袋を提げ、まずはホテルへ。
自転車と不要な荷物を置き、野暮用を済ませたら(ウンコしました、はい)急ぎ足で今回の目的地、都城市民会館へ。

おぉ~、ハリネズミのような頭が見えてきた。
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いやぁ~、やっと着いたぞ都城。
交通の便もあってか、予想以上に遠いな。
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その分、感激もひとしおです。
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片手に傘を持ちながらですが、16時から18時過ぎまでじっくり見学できました。
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良いのか悪いのか、悲しいかなその間に見学者一人も見かけませんでしたが…。
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いやいや、もう皆さんお別れには来られた後なのでしょう(そう思うことにします)。
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1966年竣工です(立花体育館と同時期ですね。菊竹さん38歳)。
菊竹清訓建築設計事務所の設計、構造は松井源吾、施工は鹿島建設です。
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日本で生まれた建築思想メタボリズムを代表する建築の一つで(肥り過ぎの建築の意じゃないよ)、RC造の躯体の上に変化可能な鉄骨造の屋根をのせています(ただ惜しいかなこのメタボリズム建築群、実際にその思惑通り新陳代謝したことがあるかと言うと…。磯崎新さん設計の現・西日本シティ銀行はうまく成長したが、この建築をメタボリズムに入れるかどうかは賛否が分かれるところだろう)。
ハリネズミ(ジブリファンにはオームに見えるらしいけど)のようなかたちは耳の内部 蝸牛から発想(機能と形態の統合を志向)とのことで、地盤の悪い敷地に対して杭基礎を集中させざるを得ないことから、扇形の鉄骨で屋根を吊って力を扇根に流す構造としているとのこと。
Q
世界的に評価されている日本を代表する建築で、保存・解体で揺れ動いたときには国際NGOイコモスが「世界的価値ある文化遺産」として警告しました。
P
だがしかしメンテナンスが不十分な建物の劣化は激しく(確かに手を入れ続けなければならないことは、一地方都市としては経済的負担が重いでしょう)、鉄筋爆裂により剥離したコンクリート片がそこら中に落下しています。
U
そこを踏まえた上でも建築畑の人間からすると、この建築を残さずして何を残すの?と言いたい気持ちを抑えがたいのが本音。
W
この「執念」の建築と呼ぶにふさわしい空間に身を置いていただければ、一般の方にも建築の力が伝わるはずと思いたいのだが…。
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こうしたいのだからこういうディテールで納める、そこにふさわしいかたちを突き詰めたそこかしこに見て取れる「執念」の痕跡。
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色彩計画ではグラフィックデザイナーの粟津潔さんも関わっています。
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やはり同時期とあって、この階段は立花体育館と共通するものがありますね。
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この外階段の踊り場の壁をあえて独立させて見せるところにも譲れないこだわりを感じました。
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集中して歩き回り、見て触って身体全体で空間を味わおうとした。
夕闇で薄暗くなった辺りに気づいたらどっと疲れが出た。
よし、これで見納めだ。

2日目に続く…

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2019年4月10日 (水)

門司港駅へ

先日、大正時代の創建時の姿によみがえった門司港駅を見に行ってきました。
もちろん、自転車でそのプロセスも楽しみながら。
鳥栖からだと、だいたい門司港駅まで片道100キロ。
往復で単純計算で200キロになりますから、日帰りで行こうとすると結構な急ぎ足になってしまいますが、何も競争しているわけではないので急ぐ必要もなく、疲れたら輪行、電車で帰ってこればいいのです。

ってな具合で出発。
さっそく、夜須の辺りで道を間違えてR200からR438に入ってしまいしばらく山登り。
放牧中の馬が目に入ったのでちょっと休憩していたのですが、立ち止まったついでにマップを確認するとありゃりゃ…引き返すはめに。
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道を間違えたからこそきれいな馬を見ることができたのだから、まあいいか(っと思うことにする)。
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飯塚、直方を通ってR3に入って八幡へ。
八幡と言えば村野藤吾の建築ですよね。
以前にも何度かスケッチしに来ました。
まずは、僕の中ではガンダムのイメージの福岡ひびき信用金庫本店。
竣工1971年の建築はまだまだ現役です。
使ってこそ建築です。
いろいろと大変でしょうが次世代へ受け継いで、そして使い続けてもらいたいです。
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こちらは、今はなき1955年竣工の八幡図書館。
現存時、手すりをスリスリしに来たことが思い出されます。
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そして保存、解体で揺れに揺れた1958年竣工の八幡市民会館。
2017年、一応保存というかたちにはなりましたが物置として残されているに過ぎず、隣に建てられた市民病院の駐車場と化し、生きているとはいいがたく死んでいるに近い印象を持たざるを得ない現状。
使われていない建築は寂しいものですね。
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再びR3に戻って小倉を通過。
途中、目に入ったTOTOミュージアムは外観だけ眺める。
設計は梓設計、施工は鹿島建設で2017年のBCS賞をとっています。
確かによくよく見るとTOTOの設備機器のイメージが重なるようなかたちですね。
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やっとこさ門司港駅が見えてきました。
向こうに見える手のひらを上にかざしたような建築は、黒川紀章さん設計の門司港レトロハイマート。
その隣の赤レンガのような色の建築はアルド・ロッシの遺作、内装は惜しむらくは数年前に亡くなられたインテリアデザインの重鎮、内田繁さんです(服に興味のある人にはヨウジ・ヤマモトのブティックを手掛けた人と言った方がピンとくるでしょうか)。
あと、アルド・ロッシ(実施設計は弾設計)+内田繁のコンビでは福岡の春吉に建つホテル・イル・パラッツォが有名ですね。
その他、客室を三橋いく代さん、バーのデザインを倉俣四郎、エットレ・ソットサス等、錚々たるメンバーが競演(誤変換ではなくあえて競の文字を当てましょう)して各々スペースデザインしています。

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門司港駅に向かう前に遅い昼食。
僕の勝手な印象ですが、北九州と言えばうどんとぼた餅でしょう。
そこで、たまたま見つけた雰囲気のあるうどん屋さん「たまや」に入ったが、それが大正解でした。
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肉うどん(大)を食べたのですが、ホロホロに煮込まれた牛スジがたんまり入っていて美味しかった!
この日は曇りで風が冷たく体が冷えたこともあり、温かい汁もすべて飲み干し大満足でした。
帰り際、TVで紹介されとの看板があったのでひょっとして有名なお店なのかな?
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お腹も満たされたので、門司港駅に向かう道すがら門司港レトロの辺りを散策。
こちらが門司港ホテルです。
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門司港ホテルの向こうが黒川紀章さん設計の門司港レトロハイマートです。
個人的にはアルド・ロッシの建築はウソっぽい感じがしてしまう(まぁ、それも狙いなのでしょうが)。
それから関門橋を車で通る時に、いつも遠景として眺めていたハイマート。
足元をチェックするために近くまで行ってみるが…、遠目で見ている方がこの建築は良さそうでした。
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さあ、いよいよメインディッシュといきましょう。
今じゃこじんまりとした駅に入るのでしょうがこのシンメトリー、やはり迫力がありますね。
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この雰囲気なんだよなぁ…やはり時を経たものでないと出せないこの感じ。
M
ただ、窓口が使われていないのが残念。
こういうちょっとしたディテールが、空間の印象が残る残らないを左右する大事なところ。
一か所だけでも開けて使っていくと、より一層雰囲気が出るんだろうけどなぁ。
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この日は天気予報では終日、雨が降らないことになっていたはずだったが、駅を見学していると風が急に強くなり小雨が降ってきた。
こんな時は無理しないで輪行するに限りますね。
温かい電車に揺られながら、コンビニで買っておいたキットカットをボリボリ食べながら帰路につきました。

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