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2020年11月

2020年11月26日 (木)

新入り パートⅡ

ちょうど一月前に新入りが入ったばかりでしたが、また新しい仲間が入ってきました。来るもの拒まず去る者追わずで、グッと迫ってくるものを感じたら透かさず勧誘します。ところでそんなに仲間増やしてスペースはあるのですか?と問われると、そこは厳しいジャッジが入りましてレギュラー落ちがでてくるわけで、今回は一名去っていただきました。
グッとくるものとか勧誘だとか言って何の話をしてるのかと言いますと、新しい椅子を入手したよとこういうわけでして(初めからそう言えよってね)。
デザイン界の大御所 フィリップ・スタルクのデザイン、カルテル社のマスターズです。
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フィリップ・スタルクとは誰ぞや?とお思いの方、ほら、いまや東京観光名所の一つとなっている隅田川沿いにある『金のウンコ』(正式名はスーパードライホール)をデザインした人ですよ。ピンときたでしょ。
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マスターズは「巨匠たちの凄いところ、ぜんぶ入ってます byスタルク」とのコンセプトで、椅子を裏返すと上からヤコブセンのセブンチェア、イームズのシェルチェア、サーリネンのチューリップチェアのアウトラインをオーバーレイさせて一番下のマスターズになったよと図示されています。
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っとなると実際に並べてみたくなりますよね。フムフム…
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そしていつもの一連の儀式、スケッチして測る。
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立ったり座ったりして座りごこちを試してみると、ぱっと見かたち優先のように見えますが、座りごこちは背もたれがいい塩梅に身体を包み込みなかなかのものです。ただ欲を言うと、座り疲れしてきて体幹が不安定になってくると背もたれ側への荷重が大きくなり、それによってお尻が前に滑るような感覚が若干ありますね(あくまでも個人的な感想ですが)。セブンチェアやシェルチェアのように背もたれが荷重で適度にたわまない構造のため、背もたれにかかった力の反力でお尻が前に押し出されてしまうのです。よってお尻のスイートスポットのSH460をあと5mmほど下げてより窪ませ、身体の重心がより安定するように改善するといいのではと思いました。まぁいずれにしろ、かたちがカッコイイからすべて許しますけどね(結局そこかいっ!)。

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2020年11月18日 (水)

島めぐり 加部島(呼子町)

呼子の加部島を自転車でぶらりしてきました。加部島は好きな島のひとつなので、車ではかなりの回数遊びに来ていますがサイクリングでは初めてだったはず、たぶん。
朝8時ごろ鳥栖を発ってお昼に呼子大橋に到着。
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荷物はなるべく少なくしたいため、サイクリングジャージのバックポケットと自転車のボトルケージに無理やりパッキング。ロングライドする時はまずは何より荷物を少なくすることが鉄則です(もちろん予備チューブ等の必需品は持って行かなきゃダメですよ)。
加部島漁港にはひときわ大きな建物、田島神社が鎮座まします。
なんども来島していると言ったくせに、横を通るだけできちんと見に行ったことはないんですけどね…。
九州で最も古くからある神社らしいので、今度こそはきちんと見に行かねば。
この佇まいがカッコイイですよね。
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島の北端、加部島展望台です。牛たちが放牧され、のんびりと草を食んでいます。めっちゃ贅沢なロケーションでしょ。右がクジラ漁が盛んだった小川島で左のが加唐島です。呼子の中心街には鯨組主の中尾家が保存公開されているので、興味のある方はぜひ行ってみてください。バッタリ床几があったり、建築としてもおもしろいです。
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小さな島なので自転車だと簡単に一周できます。
ほとんどがこのような赤土の畑が広がる風景でホント癒されますよ。
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こちらは僕の中では『ジブリの坂』と名付けていますが、グーグルマップには『加部島の一本道』と見たまんまの表記がされていますね。皆さん、車やバイクを止めて記念撮影しています。自転車で走ると最高に気持ちいい道です。写真見ただけで伝わるでしょ、この気持ち良さ。
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昼ごはんが遅くなってしまったので、加部島を出て呼子の中心街の方へ。僕は観光地化された所の店より地元の人が行くような大衆食堂が好みなので、こちら『たからや』へ。
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こちらはたまたま見つけた店でしたが大当たりでした。婆ちゃんが一人で切り盛りされていましたが、元祖ちゃんぽんのような昔ながらの味で、シャキシャキ食感を残したたっぷりの野菜がおいしかった~。あの料理の鉄人 道場六三郎さんのサインがあったり、寅さんの撮影中にお昼を食べに渥美清さんが来ていたりと、その外観からは想像もできないような(失礼!)大物の方々がここのちゃんぽんを食べに来ているのです。呼子に来たらここはマストですね。
再び美しい呼子大橋を見納めに戻ってきたら帰途につきます。
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唐津青翔高校を過ぎて、ちょっと行ったところの204号沿いにカッコイイ建物発見。この足元の石積みといい板張りの古び具合といいそのプロポーションといい、かぁ~、カッコ良すぎでしょ。ひとしきり行ったり来たりしました。
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っで最後はまたまた鳥栖まであと40キロのところで、こんなものがタイヤに刺さって…
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不幸中の幸いで裏返すとこんな感じで風化して短くなっていたので、そのまんまチューブ交換することなく鳥栖まで帰れましたけどね。やっぱり一晩放置していたらスローパンクで空気がすべて抜けていました。
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最近パンクが続きますなぁ~。
今回のルートはこんな感じでした。
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2020年11月 3日 (火)

由布院の隈建築

九州に住んでることもあって由布院へは何度も遊びに行っている。学生の頃は主に建築を見に行っていた(あっ、今もあんま変わってないか)。今はなき由布院美術館(設計:象設計集団)に末田美術館(設計:原広司)、あとは磯崎新さんの改札がなくて有名な由布院駅、その横に後にできた坂茂さんの情報センター、環 設計工房の玉の湯とまぁ上げればいろいろあります。ただ有名どころでまだ見ていないものがあり、それが今回の目的地 隈研吾さん設計 COMICO ART MUSEUM。
今回もいつものように自転車での建築ツーリングです。朝8時に出発。途中、この間の大雨による被害状況を見るために天ケ瀬温泉街に。
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現地を見るとその凄まじさがよく分かります。当然ながら、店も閉めているところが多いです。まだまだ元通りになるには時間が必要だなこれは。
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跡形もなくなった橋、想像をはるかに超えた自然の力…。
ちょうど正午に由布院に着きました。児童公園の向こうに見える建物が今回の目的地です。
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通常営業時はガイド付きらしいのですが、コロナ禍の今は入場制限及び1時間の時間制限付きになっています。
まずは原研哉さんのロゴがお出迎え。
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次の入場時間まで30分ほどあったので、周りをぐるりと散策。建物の外壁は焼杉ですが塀は塗装のようですね。
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内部はアーティストごとにスペースが割り当てられています。ギャラリーⅠは村上隆さんのスペース。
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各スペースは、一度外に出てからそれぞれアプローチするかたちになっています。
透明ガラスを通して向こう側、水盤を挟んで次のギャラリーが見えます。
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そしてギャラリーⅡへのアプローチはこのような軒下空間です。隈研吾さんのにおいがしますよね。根津美術館とオーバーラップします。
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鉄骨の垂木に木毛セメント板の軒裏。焼杉のランダム巾の外壁。
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ギャラリーⅡは杉本博司さんの海景シリーズが展示されています。この写真だと水盤が分かりやすいですね。ルーバーの下を通して外から水と光を導いてきています。
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ギャラリーⅡを出て次は2階へ。段板を斜めに加工して薄く見せる。
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手すりもこの通り薄く、白い壁と相まって軽く軽く。
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階段上がってすぐのピクチャーウィンドウ。
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壁・天井共に水紋和紙貼りの通路を進むと、
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パッとひらけてラウンジに。
屋上庭園には奈良美智さんのYour Dog、背景には雄大な由布岳。
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ラウンジはもう少しディスプレイをにぎやかにした方がいいかな。見た感じスッキリとしているが少し寂しい印象。
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美術館を出て14時過ぎに帰途に。山越えしないといけないので暗くなる前に帰りたい。そう思いながら走っていたのだが、玖珠町の金毘羅うどんで遅い昼食をとって走り出したところ後輪がパンクしていた。こんな時に限ってトラブルんだよな、まだ鳥栖まで70kmちょっとあるっていうのに~!でもパンク程度では慌てませんよ。予備のチューブと携帯ポンプ持参ですから、ちょちょいのちょいでチューブ交換できるんだもん。備えあれば患いなし、なんくるないさぁ~と再び走り出す。15分ほど経ったころだろうか、なんかおかしいぞ…まさかの再パンク!!ちゃんとタイヤをチェックして予備チューブに交換したつもりだったのに甘かったか。どうにかして近くの駅までたどり着かねば。パンクしているタイヤに空気を足して重心を前輪の方に乗せながら慎重に走る。あぁ~良かった、天ケ瀬駅が見えた、助かった~!!薄暗くなった空を見上げてホッと安堵のため息。
電車の時間まで1時間ちょっとあったので、駅前の足湯で温まる。ホント駅までたどり着けて良かったよ~。
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ゆふいんの森号でホットコーヒーと焼きドーナツを食べながら車窓の風景を眺める。ハァハァゼェゼェと息上げて山越えするところがたった1時間で鳥栖着。やっぱ輪行は楽だわ。
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帰宅後、パンクの犯人捜し。やはり、こちらにいらっしゃいました。
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