新入り パートⅡ
ちょうど一月前に新入りが入ったばかりでしたが、また新しい仲間が入ってきました。来るもの拒まず去る者追わずで、グッと迫ってくるものを感じたら透かさず勧誘します。ところでそんなに仲間増やしてスペースはあるのですか?と問われると、そこは厳しいジャッジが入りましてレギュラー落ちがでてくるわけで、今回は一名去っていただきました。
グッとくるものとか勧誘だとか言って何の話をしてるのかと言いますと、新しい椅子を入手したよとこういうわけでして(初めからそう言えよってね)。
デザイン界の大御所 フィリップ・スタルクのデザイン、カルテル社のマスターズです。
フィリップ・スタルクとは誰ぞや?とお思いの方、ほら、いまや東京観光名所の一つとなっている隅田川沿いにある『金のウンコ』(正式名はスーパードライホール)をデザインした人ですよ。ピンときたでしょ。
マスターズは「巨匠たちの凄いところ、ぜんぶ入ってます byスタルク」とのコンセプトで、椅子を裏返すと上からヤコブセンのセブンチェア、イームズのシェルチェア、サーリネンのチューリップチェアのアウトラインをオーバーレイさせて一番下のマスターズになったよと図示されています。
っとなると実際に並べてみたくなりますよね。フムフム…
そしていつもの一連の儀式、スケッチして測る。
立ったり座ったりして座りごこちを試してみると、ぱっと見かたち優先のように見えますが、座りごこちは背もたれがいい塩梅に身体を包み込みなかなかのものです。ただ欲を言うと、座り疲れしてきて体幹が不安定になってくると背もたれ側への荷重が大きくなり、それによってお尻が前に滑るような感覚が若干ありますね(あくまでも個人的な感想ですが)。セブンチェアやシェルチェアのように背もたれが荷重で適度にたわまない構造のため、背もたれにかかった力の反力でお尻が前に押し出されてしまうのです。よってお尻のスイートスポットのSH460をあと5mmほど下げてより窪ませ、身体の重心がより安定するように改善するといいのではと思いました。まぁいずれにしろ、かたちがカッコイイからすべて許しますけどね(結局そこかいっ!)。
| 固定リンク | 0
「住まい・インテリア」カテゴリの記事
- 紺屋の白袴(2022.01.21)
- 【メディア掲載】小学館 DIME(ダイム) 8月号(2021.07.13)
- いま読んでいる本(2021.02.01)
- スクラップブック(2021.01.22)
- 小屋のメンテ 柿渋を塗る(2021.01.17)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 熊本 網田集落散策(2022.06.07)
- 最古級の社 田島神社ツーリング(2022.02.11)
- 50歳の腕時計(2022.01.28)
- 紺屋の白袴(2022.01.21)
- 正月ツーリングで宇佐神宮へ(2022.01.15)
「趣味」カテゴリの記事
- 熊本 網田集落散策(2022.06.07)
- 最古級の社 田島神社ツーリング(2022.02.11)
- 正月ツーリングで宇佐神宮へ(2022.01.15)
- 鳥栖ー牛深 ツーリング②(2021.11.06)
- 鳥栖ー牛深 ツーリング①(2021.10.15)
「建築」カテゴリの記事
- 熊本 網田集落散策(2022.06.07)
- 最古級の社 田島神社ツーリング(2022.02.11)
- 紺屋の白袴(2022.01.21)
- 正月ツーリングで宇佐神宮へ(2022.01.15)
- 鳥栖ー牛深 ツーリング②(2021.11.06)
コメント