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2021年10月15日 (金)

鳥栖ー牛深 ツーリング①

透き通るような青空に朝の空気が気持ちいい。今回は一泊で天草南端の牛深まで自転車ツーリングだ。
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今まで宿泊する時はバックパックを背負って走っていたのだが、今回はフレームバッグをバイクにつけて走ってみることにした。
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結果、やはり体が楽だった。なにより、背中の放熱がバッグに邪魔されず快適なのがいい。今度から宿泊する時はフレームバッグ装備で行くことになりそうだ。

R17→R209→R208と南下。日差しは強いがこのところすっかり秋めいてきて、汗ばんだ肌に涼風が心地いい。

恰幅のいい男性的スタイルの建物が目に入る。
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S11(1936)年竣工、今も現役の大牟田市役所だ。いかにも当時のお役所といった雰囲気だが、玄関廻りの花崗岩のディテールといい建物にどことなく品がある。このようなクラッシックな建物を見て思うのは、よく考えて設計し時間と労力を惜しまず施工すると、機能面は徐々に失われてもいつまでも品よく美しい建物として存在できるということだ。これぞ本当のエコロジー的建築と言えるのではないだろうか。

R208→R501で長洲港の横を通り、漱石の『草枕』の舞台となった小天温泉を通過する。
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この辺りは急な斜面にびっしりとミカン畑が広がっている。僕は何度もここを通っているのだが、毎回立ち止まって見入ってしまう。斜面にはりつくミカン畑と集落のコントラストがなんとも美しいのだ。そして少し行くと、有明海の向こうに雲仙岳を望むことができる。
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R501→R57で有明海を抱き込むように西へ突き出た宇土半島に入る。
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ちょうどその中ごろに鉄道フリークにはたまらないであろうJR三角線 網田(おうだ)駅がある。一眼レフを首から下げた人たちがあっちからこっちからと構図を変えてシャッターを切っている。
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レトロな駅舎にはオシャレなカフェも併設され、いわゆる「ばえる」人気スポットだ。

お昼過ぎに道の駅 宇土マリーナに到着する。
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コロナ感染者が徐々に減ってきているからだろうか、お客さんの数がいつもより多い。何のイベントだか確認しなかったが、露店も並んでこちらも人が多い。
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昼食は海鮮づけ丼。

宇土マリーナから西へ30分ほど走ると、世界文化遺産でNHK 『坂の上の雲』のロケ地ともなった三角西港が見えてくる。
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開港当初からある旧高田屋回漕店の潮風にいぶされ色づいた鎧下見の板壁、明治時代の石積み埠頭、その他趣のある洋館が建ち並んでいる。
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天草の入り口 天門橋を渡る。いろいろ寄り道をしてきたせいで、出発から7時間もかかってしまった。少し先を急がないと日が暮れそうだ。
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天門橋を渡り、大矢野島→永浦島→前島→上島と走り、急ぎ足で瀬戸歩道橋を渡り下島へと入る。
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目的地の天草南端に位置する牛深まであと60キロほどだ。R26で海岸沿いに一路南へ。

この道を自転車で走るのはこれが初めてだ。穏やかな内海を左に眺めながら、時々あらわれる小さな漁村を通り抜けてゆく。とても静かな道だ。
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僕の好きな映画、萩生田宏治監督の『楽園』のロケ地は天草と聞いたことがあるが、このあたりだろうか。漁村を抜ける細い道を走っていると、映画を観て感じた日常と非日常のあわいに身を置いているような感覚を覚える。
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すっかり暗くなってしまった。予約していた民宿に少し遅れることを連絡するために立ち止まる。月がきれいだ。風はなく穏やかな波の音だけが聞こえる。

下島に入って2時間半後、ようやく牛深ハイヤ大橋が見える。我が家からもれる明かりが見えたときのような安堵感につつまれる。
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民宿へ向かいながら空を見上げると、プラネタリウムでしか見たことがないような満天の星が瞬いていた。(一日目終わり)
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